静岡市清水区 活うなぎ橋本で女子会
美味しいスポット
静岡市清水区、美味しいスポットをご紹介。
今回紹介するお店は女子会で決まって使うお店です。そう、もう定番中の定番、このお店以外使ったお店は無いんじゃないかってくらい使っています。女子会といってもイイ年の女3人だけの会ですが…このお店で行う女子会は現地集合、現地解散が基本です。決まった時間に集まり、食べ終わるや否やその場で解散…ま、なんともドライな会。滞在時間は大体1時間半くらい。
いやいや、それ女子会じゃないじゃんってレベル。そうなんです。おひとりさまの人間がその場に3人居るといった感じです。きっと、3人とも女子会と理由を付けて、ただ美味しい鰻を食べたいだけなんですよ。ひとりで鰻屋はちょっと…ってな思いが心秘かにあるのでしょう、なので別にペチャクチャ喋らなくていいんです。
それって仲良くないんじゃないの?って、思われそうですね。そう思われると…自信がありません、食べているときはほぼ無言で食べてますから。
無言で食べながら、周りに耳を傾けると〝美味しいね〟とか〝この間さぁ…〟とか世間話みたいな色んな話が聞こえてくるのですが、私たちは全くの無言です。きっと私たちメンバーは心の中で〝美味しいのは分かってる。わざわざ口に出す必要は無い〟と思いながら、食しているんだと勝手に私は思っています。では、早速お店の紹介といきましょう。
暖簾を見ると、あ〜、今回も心身共に満たされるんだわぁと心の中で呟きます。そして、外に香る蒲焼きの匂い…たまりません。暖簾をくぐり、座敷に通され、席に着くと私はメニューを見ません。
その見ないメニューがこちら
そして橋本名物はこちら
タレ焼きと白焼きを合わせた極み重。
名物ですが私はスルーです。なぜ私がメニューを見ないかというと、メニューが決まっているからです。ブレることは決して有りません。あっ、いや、何度かブレました、嘘ついてすみません、この女子会で二度ほど食べました極み重。
そして注文が決まり、各々注文をした後に、3人で口を揃えて言います「ご飯は大盛りで!」。コレ、合言葉。こちらのお店、お昼はご飯大盛り無料なのです。それはもう大盛りにするに決まってます。
女子会メンバー3人とも決して大食漢ではありませんけど。けど、なんでしょう…ね。では、大食漢の話題もスルーすることにして…そのブレない?決まった定番メニューが運ばれてきました!
心ウキウキと蓋をとります。お重の中は…この瞬間は本当に嬉しいですよね。あ、で、お重の中は私の定番メニュー、白焼き重。
いかがでしょう。いやぁもう美しいの一言、惚れ惚れしちゃう。身はふっくらしていて柔らかくて、とても肉厚です。ご飯には薄らとタレがかけてあり、コレがまたなんとも言えぬ塩梅で最高なのです。唯一、香りをお伝えできないのが残念でなりません。炭火とうなぎの脂が絡まって食欲そそります。
白焼き重にはワサビが付きます。ワサビとお塩と山椒の3つを混ぜ合わせて、振りかけて食します。お塩は粗塩です。山椒は瓢箪の入れ物に入っています。山椒は好き嫌いありますが、私は必ず使います。
肝吸いもいい感じです。お新香は箸休めみたいな感じでこれもいいアクセントに。
そして忘れてならないもう一品、肝焼き。
白焼きとタレの肝焼きは最高のコンビ。白焼き、肝、白焼き、肝の乱れることのないこのリズムはお箸の動きを軽やかにしてくれます。そして、もう箸は止まらない止まらない。
はー、今回も100%満足です。幸せです。心身ともに満たされました。ごちそうさまでした。もう、何も言葉はいりません。会話なしの女子会はわかっていただけたでしょうか?
最初にお話ししたようにこの女子会は現地集合、現地解散です。私はこのお店へ向かう時、雨が降らない限り歩いて行きます。未だかつて降ったことはありません。家を出て2、3分は右へ左へとくねくねと曲がりながら、歩いていくうちに目的地に続く直線の道に出ます。その道をひたすら15分ほど歩きます。すると、目印である看板が目に入ってきます。「あー、あのかどを曲がったら…」と、思ったその瞬間、私の心が小躍りするのに気付く人は誰もいません。居るはずがないですよね。そして今回も心の底からごちそうさまでした。
店舗情報
活うなぎ橋本
住所:424-0855 静岡市清水区庄福町7-15
電話:054-351-3000
定休日:毎週水曜日 / 第2火曜日 / 第4木曜日
営業時間:11時~14時(13時半L.O.)
:17時~売り切れ次第終了
(19時半 L.O.)
駐車場:店舗前3台 / 近隣に3台