神宮茶屋で限定の美味をハシゴ
はじめに
前回の北海道神宮レポに続き、北海道神宮の中に2ヶ所ある休憩所、神宮茶屋と六花亭茶屋にも行ってきたのでレポします。
神宮茶屋
手水舎を正面にして、左側には円山公園へと続く参道があり北海道特有の木々が生い茂る景色と、鳥たちのさえずりが聴こえてきます。
道なりに進んでいくとなにやら甘くて香ばしい匂いが風にのって私の鼻腔を通り食いしん坊スイッチをくすぐります。香りの発生源はここだっ!木目が可愛くて暖かみがある外観。この茶屋は2019年9月にオープン。
店内の様子
早速店内へ入ってみましょう。
店内の造りも全て木材。左右の側面は大きなガラス張りになっていてとても明るく四季折々の風景を楽しむことができます。
窓際には北海道の銘菓が複数並んでおり、1個から手土産に購入することができます。さて、“香ばしい匂い”の発生源へ向かいましょう。
レジの横で、可愛い店員さんが福かしわサブレーをプレス機で焼いてました。この焼きたてを店内で食べることができるんです。(※注…お店の外は境内になるので、食べ歩きは禁止されています)
店内にはベンチが設置されていますし、外には伐採されたご神木で造られたベンチとテーブルがあります。私が来た2022年3月下旬にはまだ雪が残っていて、ベンチなどは埋もれていました…。ここまで来て、見て、匂いを嗅いでしまったら食べない理由がない。
食レポ
焼きたて福かしわサブレー 税込250円
ソフトクリーム(カップ・コーン)税込400円
北海道と言えば酪農スイーツ代表でしょ?
福かしわサブレーは、熱いうちに一口目を食べてほしい。サブレーの焼きたて“もっちり・むっちり”食感。これは本当にレジで受け取った瞬間にでもかぶり付きたかった…(笑)だんだん冷めていく過程で、食感が変わっていくのが楽しめる。
ソフトクリーム。ここのソフトクリームは舌触りがしっとりしてて、口どけと共に牛乳の香りとさっぱりとした甘さがあり、飽きずに最後までノンストップで食べきりました。
店舗情報
北海道札幌市中央区宮ヶ丘3-10
営業時間 9時~16時 年中無休
福かしわ推しなのはなぜか?柏の葉は冬でも落葉しないとして「代を繋ぐシンボル」という福を呼ぶいわれがあり、その昔お供え物を備えるお皿の替わりに使っていたとして、神社にも由来のある葉です。柏餅も端午の節句には外せませんよね。
今回は自分にお土産。
ちーずぱうんど 思いやり / メイプルクッキー
しっかり買うよね。幸と思いやりのサブネーミングが素敵なのでご紹介したい。
幸 “あなたに幸あれ”
思いやり “大切なのは あなたが笑ってくれること そのために頑張っています”
六花亭 参拝者休憩所
六花亭、こちらは北大一条駐車場から令和の鳥居へ向かうすぐ手前にあります。
伴官さま
ここ北海道神宮六花亭店でしか食べることができない名物があります。それが伴官さま(はんがんさま)です。名前だけ聞くと何だ?ってなりますよね。
そば粉を混ぜた餅生地でつぶ餡を包んで焼いたお餅です(蕎麦アレルギーをお持ちの方は注意してください)。レジ横に設置してある鉄板で一つ一つ丁寧に手焼きで焼きたてを提供してくれます。しかもお会計が済んだタイミングでサッと手渡してくださるので、めっちゃ焦る(笑)それもそうだ。レジの前には伴官さまを買い求める長蛇の列。人の並び具合を瞬時に判断して手際よく焼いていく職人技。凄い。
令和の鳥居を眺めながら座れるテーブルとベンチが4つあり、ほとんどの人はベンチを使わず駐車場の方へと行くのでベンチが空くのを待つことなく座ることができました。
食レポ
熱々を割って中のつぶ餡を見てほしかったけど、お餅の伸びがよすぎてこの結果。外はパリッと香ばしく噛むとほんのり蕎麦の香り。そしてなんと言っても粘りが凄い。どれくらい凄いかというと歯と歯茎にお餅が張り付く。飲み込むときにも注意が必要。喉にも張り付きそうになるから、少しずつ食べてほしい。でもこの粘り、私は大好きです。
つぶ餡は甘さ控えめで、優しいお味。何個でも食べれる。本当ならもう一つ二つ食べたいところだけど、ここへ来る前にソフトクリームと福かしわサブレーを食べてるので胃袋的には一つで限界でした(涙)
持ち帰りもできるけど、やっぱりここで焼きたてを食べるのが美味しさ倍増の気がする。
店舗情報
住所:北海道札幌市中央区宮ヶ丘474-48
電話:011-622-6666
時間:9時~17時(年中無休)
お正月1日2日3日の三ヶ日には、数量限定で判官さまがお一人に一つ無料で配られます(2022年時点)
おわりに
さて、2ヶ所の神宮茶屋いかがでしたか?
私は今回北海道神宮へ来た目的はズバリ判官さまを堪能するためでしたが、思いもよらず福かしわとソフトクリームまで楽しむことができて大満足でした。北海道神宮へ参拝に来られた際は、お時間の許す限り自然や甘味を楽しんでいただけたらと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
北海道からもんキッキでした。