小樽オルゴール堂のレトロ雰囲気も好きなんです
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“あの角を左に曲がって”ライターもんキッキです。2022年5月中旬、小樽市堺町通り通称メルヘン交差点にある小樽オルゴール堂へ行ってきたのでレポします。
建物の歴史紹介
明治45(1912)年建築、北海道有数の精米会社“旧共成(株)”の社屋として使用されていました。当時には珍しい木骨レンガ造りの三階建てで300坪の広さがあり現在は小樽市歴史的建造物に指定されています。そして時を経て1989年オルゴール堂“鳴海楼”が小樽オルゴール堂を開店し、海外からの観光客も増え年間400万人が訪れる小樽観光名所の一つになりました。正面入り口前には平成6年6月25日に造られた世界最大の蒸気時計がコンピューター制御で15分毎に上部にある5つの汽笛から温もりのある音で時を告げます。
店内には国内最大級約5,000種、80,000点のオンゴールが並ぶそこはもうレトロ空間。中ほどへ進むと大ホールが広がり見上げると吹き抜けになっていて存在感のある木骨を見ることができます。そしてきらびやかなオルゴール、優しい照明が訪れた人達のテンションを上げてくれること間違いなし。店内の床建材は年期を感じる木製。歩く度にギシミシとちょっと心配になる音が時々聞こえてきますが、古きよき建物を楽しむのも醍醐味だと思います。一階にはお土産として買い求めやすい商品が並んでますが、その中で私一番のお気に入りをご紹介。
食品サンプル“寿司オルゴール”3000円(税込)から
写真にある“本日のネタ”以外にもホッキ・大トロ・サーモン・ホタテなどがあり、本物そっくりなお寿司を乗せた土台全体が優しい音色と共にゆっくり回るシュールな一品を激推し。ご自身のお好きなネタを探すのもよし、お土産を渡す方の笑顔を想像しながら探すのも楽しいかと思います。曲目もクラシックやJ-POP、ジブリ、洋楽など約100曲は常備されており、なおかつその場にない新曲に関しては少し日数は掛かるそうですが受注生産してくれるサービスもあります。思い出の曲をオルゴールに込めてプレゼント...なんてロマンチックな事もできますね。
お手頃価格帯の12角オルゴールと呼ばれる大人の手のひらに収まる大きさの物で1240円(税込)の物から高級感溢れるスワロフスキーを使用したオルゴールは6600円(税込)で大きさは鶏卵LLサイズほど。その他にも好きな曲のオルゴール土台に別売りのガラス小物を選んでオリジナルも作れます。キラキラな宝石箱から可愛いぬいぐるみのオルゴール、ガラス製の天使やドラゴンがあしらわれた物など様々な種類が並んでいるのでお気に入りや心奪われる作品に出会えるはずです。
一階を充分に堪能した次は二階へ。味わいある木製の階段をギシギシと音を響かせながら登ると回廊になっており一階の売り場を上から眺めることができます。二階にはとても高級なオルゴールが展示販売されているのですが、色んな意味でドキドキします(笑)。
例えば“世界初 一台で300曲を生演奏できるオルゴールPrimotoneープリモトーンー”のお値段693000円(税込)。軽く数十万円を越える職人の巧みの技が光る素晴らしい品が普通に並んでいるのです。こちらでは高級な音色をお楽しみください。
二階展示室を見学した次は三階へ。急勾配の階段を登ると屋根裏部屋と言っても過言ではない他の展示室とは雰囲気の違うお部屋。ジブリやサンリオキャラクターをモチーフにした日常使いができるタオルや文具類、小樽限定商品などを販売。オルゴール展示とは趣向の違う空間となっています。
さて、ここまでご覧いただきありがとうございます。小樽堺町通りにはこの他にも北海道銘菓店やガラス工芸品、海の幸を扱うお店など見所満載です。私は小樽の街が大好きで年に2~3回は四季折々の堺町通りをメインに観光しています。この記事をきっかけに小樽に興味を持ってもらえたら嬉しいです。
店舗情報
小樽オルゴール堂・本館
住所:〒047-0015
北海道小樽市住吉町4番1号
電話:0134-22-1108
営業:9時〜18時(定休日なし)
祝前日/金/土9時〜19時(7月~9月)
公共交通機関:南小樽駅下車 徒歩約10分
駐車場:近隣のコインパーキングをご利用ください
備考:エレベーター設備無し
車椅子等での移動が困難な場所もあります
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